■稲刈りシーズンも終盤
宮城県の稲刈りシーズンは9月下旬から10月上旬。台風16号による影響も予想より少なくて助かりました。しかし、10月2日の土曜日から日曜日のかけて農作業を予定していましたが、雨による影響で作業がずれ込みました。今度の土、日も農作業です。自然乾燥米でなければ多少の水分は乾燥機で乾燥できますが、天日干しは天気に左右されます。
それにしても、コメの価格は毎年下落。農家にとっては大問題です。コメの流通形態の変化やコロナの影響により、消費の減少、「政府備蓄米」の増大での需要と供給のバランスが崩れ、今年の下落幅はかなりのものです。
今回の「コロナ感染拡大」の影響をまともに受けた、飲食・観光・その他の業界も今後の巻き返しも当然必要ですが、「衣・食・住」の中でも、「食」の基本となる農業・水産・林業等の第一次産業の復活が今後の日本、世界にとって重要な課題だと思います。日本の新しい農林水産大臣の活躍を期待しつつ、農業従事者をはじめとする人々の声を大きくしましょう。
※稲刈り前にコメの出来栄えを見つめるカエル:田植えシーズンは多くのカエルが鳴くと、とても五月蠅いです。