6月からメンバー入りさせていただきました、飲兵衛管理栄養士の齋藤由布子です。
お料理やお酒はもちろん、素敵な人や場所との出会いに感謝して、今夜も笑顔で乾杯するための備忘録を綴ります。
気仙沼には1ヶ月に1回以上は行くのですが、今回は旅むすびさんのご縁をいただき、唐桑御殿民宿つなかんさんへ初訪問が叶いました。
震災後にボランティアの受け入れをしていたきっかけで、民宿を始めることになったつなかんの女将菅野一代(かんのいちよ)さんは、苦難の連続を乗り越えていつも太陽のように明るい女性。
ぜひ一度本人に会いたいと何年も想い続け、IKIZENの震災アーカイブ事業「After1000Days Phase3」の取材と称し行って参りました。
もう、女も惚れるその人柄に、心温まる手料理の数々。
つなかんの高評価とファンが後を絶たない、その理由がわかります。
震災後、逞しいかーちゃん達に様々お会いしましたが、小柄な一代さんがピカイチの逞しさ。
玄関には海難事故で亡くなられたご主人の、とーってもカッコいい写真が飾られており、素敵な写真ですねと褒めると、一代さんは「そうでしょう!めちゃくちゃカッコよかったんだから!」と、こちらも嬉しくなってしまう喜びよう。
カワイイなぁ。
そんな女将さんを前に、気仙沼港に揚がったばかりの生マグロの刺身とホヤで一献。
最高ではないですか。
もうお腹いっぱい胸いっぱい、幸せな一夜でありました。
唐桑御殿 つなかん→ https://moriyasuisan.com/