しずこころない主客一握のもてなし。
沁み入る一献の余韻。
最後に食べるのはズケだからね。
最期に食べるのもズケですよね。
そうそう。切りつけではなくて、湯霜の柵を6mm程に引いたのでね。
女将さんの愛くるしい笑顔と
親方の気風の良い掛け合いが、寿司で鮨な美味さを生んできました。
本日今宵、最後の席となりましたが、
さて次は何をしましょうか。
銘店、閑に上がる寂しさと美しさ。
本町修業から上杉開店、国分町移転の次は何処か。
三度目の口上を愉しみに、心待つばかりです。
※上村隆太の握り二貫。紅白めでたく万感の拍手です。