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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2018年5月のアーカイブ

昨今、慣れたりとはいえ雨寒の翌日が夏日超え。
午後陽まだ明るい5時、ぐるりは既にネクタイゆるめた御仁&淑女が
ジョッキ片手に串を抜いております。

百貨店裏手の路地に人っ気なし。
店の中は呑ん気満々。

本日は、お仕事ゆえ暫しお冷で新作ショコラの試食会を務めること
小一時間、ようやくお湿りの時間となりました。

アミューズは盛りのホワイトアスパラをソースオランデーズで。

あれ、すこしブリュレっぽいね。
自己流ですが、とても合うと思いました。

ひとくち頂戴すれば、何とも上品・ふくよかで後甘い潮の滋味。
海鞘!

これは丸っと何個でも食べられるね。
今まで食べた洋レシピでも頗る美味美的なホヤ料理。

食材王国の幸が山海に踊る季節到来です。
みなさんもぜひ、ホヤで乾杯!

※まさに仙台ビストロ、三日月の一品。クレマンがとても相ます。

DSCF6202.JPG

それにしても、今年の雪は大変で。
ここもすっかり真綿のようでした。

客人紅一点のホリ君に、若女将が〆張鶴を一献。

行形さんて、ホントに苗字なんですね。
文明開化でみんな苗字を付けることになりましたでしょう、
官吏がコレで良いと、屋号そのまま苗字になったとか。

全国にココだけですね。
此処だけです。けれど、福島から御縁のあった御客人に、
行形と書いてナメカタさんがいらっしゃって、先代様の書き残しに
新潟行形亭のメモを見つけてお越しいただき感激いたしました。

いやはや春の縁。
方や三羽烏は、柳都の黒田節にやんやの喝采。
踊り終えるや芸妓さん、銀行先輩・元役所大先輩に挟まれて
さしつ、さされつ。

次もまた初音だね。
あら嬉しい、けれど実は今月で上がるのです。
聞けば上越の料理人と目出度く祝言とか。
それなら次は宇喜世で夏酒だ。

座敷があれば酒肴あり、主客が揃えば芸が舞う。
古き良き、しかし今や新しき、ニッポンに乾杯!

※初音、有終の黒田節。新潟は行形亭、百年料亭ならではの一席。

DSCF5884.JPG

この記事を書いた人

大志田 典明

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