震災から3回目の11日が過ぎました。
同時に3回目の、知る人ゾのフェスタを迎えた八戸。
自分たちの街の復興を、自分で何ができるか。
3年前、ハマの男たちが考えたのは当たり前に「前浜の魚」。
八戸には魚しかない、いや魚がある。
自慢の魚で街を元気にしよう。
そのためには、みんなが一緒に楽しめなければ広がらない・続かない。
男たちは、台所を預かるママたちに聞いてみました。
普段魚を食べますか?八戸の魚を知っていますか?
答えは食べてる・知っている。
でも、その回数・種類が多くない。
これ位で、食べてると思っているんだ!
同じ食べ方では回数は増えない。当たり前の料理では種類は増えない。
新しくて、いろいろな魚をいっぺんに食べるモノって何?
水産会社に勤める、サラリーマンたちが
ハマとヒトをつなぐ志で集ったプロジェクト、HHRP。
NPO法人でも財団でもない、オフサイトなグループが
賛同シェフたちと始めた八戸ブイヤベースフェスタ。
ブイヤベースを有名にしたいのではなく、
八戸という街をブランド化したいのです。
法人にしないのは、
やりたい時・やりたい仲間とやりたい活動ができないから。
でも、法人でないのでオカネがない。
だから知恵と伝手と熱意しかない、いやソレが出来るメンバーがいる。
その活動がGOOD DESIGN AWARD 2013を受賞。
東京勤めから八戸へ帰ってきた面々が、新しい街づくりの一端を担います。
地域力は資金力・組織力の前に、人間力ですね。
※フランス大使館も公認。八戸ブイヤベースを御賞味あれ。(3/31まで)
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし