いち早くお店復活していたジゾ氏から突然の電話。
明日手術することになりまして、ちょっと店休みます。
手術?尋常じゃないね!
仕込み中に指の突きどころがマズくて、腱を切ったらしいです。
ソムリエにしても蕎麦打ちにしても、親指使えないのはつらいもの。
お大事に。
暫しのんびりしますと言われたけれど、さぁドコで飯たべよう。
普段と逆方向に足を向けると、如来様の向かいにワインバー発見。
この微妙なぶっきら棒さは、あっジゾ氏の弟子筋・伏見君の店です。
では引っ越しも祝して、ご無沙汰代わりのシャンパンね。
シャンパンもいいですが、こんな“泡”あります。
伏見君、毎度ベツ物を薦めるお約束。
ん?これは不思議。
ワインだけどサケの冴えた感じ、スパークリングだけど搾りたて生
酒の含発泡な感じ。実に撫子で、しとやかな美味しさです。
福島産シャルドネのブランdeブランは、あわザケというべき別モノ。
こんな酒造りを考えるのは、やっぱりメルシャンか。
バーダップの酒井ワイナリーで、メルシャンの博士に褒められなが
らココまで来ましたと、奥さんが初のメルロー樽熟をおみ漬で振舞
ってくれたのは25年前の話。
地域ならではの産物・風土に着眼立脚して、ソコのオリジンを創る
仕事は素晴らしい。
大手もいいことするねー。
新しい地産で消費を起こせば、農家の収入も・地域の雇用・生産
緑地としての環境も持続します。持続とは、人がいられること。
人がいられる場づくり=マチづくり・ムラおこしを、製造業が果たす
役割を教えてくれるお酒に、乾杯ですね。
※葡萄で造った日本のお酒、福島シャルドネ新鶴のあわ。
東北の復興に、まず一盃!