前回に続き即大田原市の再開発現状を報告したいと思います。
最初に、前回茨城県と書いてしまいましたが、私のケアレスミスで申し訳ありませんでした。衷心よりお詫び申し上げます。
大田原と言えば、自分の中で知識があることと言えば、「大田原牛はべらぼうに高いそうだ。」というくらいで、なにも事前知識もないまま訪れましたが、ごたぶんにもれず、地方の中小都市の市街地空洞化に頭を痛めており、今回の再開発事業が再生の第一歩になる建物でした。
「toko?toko おおたわら」というネーミングの再開発ビルで、市民から募った704通のネーミングの中から、「とことこ歩いていける魅力的なところ」との意味合いがあるそうです。
確かに大田原市はJR「西那須の駅」から5kmの位置にあり、車が主な交通手段で、とことこ歩いていける施設は魅力的だろうと思います。
建物は7階建てで、1階が商業施設、2?4階が公共施設、5?7階が住宅となっています。
建物規模も身の丈にあった大きさで、特に2?3階にある「子供未来館」は、今まで東北各県でみてきた再開発事業の公共施設内にある子供施設としては秀逸ですばらしいものでした。
始めての市街地再開発事業と言うことで、施設を運営する(株)大田原まちづくりカンパニーの今後の運営方法に施設活性の成否が握られており、多くの若者が地元の活性化に寄与してくれればとの思いが強く感じられました。
PS:残念ながら日帰りで待望の大田原牛はたべることは叶いませんでしたが・・・。