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ちょっと知りたい不動産の一口知識

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2011年8月のアーカイブ

8月15日に帰京し、16日は娘、孫共々7人でマザー牧場へ。

10時頃に出発する予定だったが、一番下の孫が高熱を出しお留守番となりお昼過ぎに出発。私の家は港区の浜松町にあるが、アクアラインの事など思いもよらず、「今から千葉じゃー、着くのは3時頃かな。」と一人勝手に時間を読む。

車が出発したら、何と川崎方向へ行くではないか。すぐ羽田空港方面の高速に乗り、やっと気づいた。「そうかアクアラインがあるんだ。」

しばらく進と海底トンネルの入口から東京湾の海中へ。15分くらい走ったろうか。海ほたるの標識が見え、『海ほたる渋滞中』のランプが。「お父さん。海ほたるに寄る。」「いいよそのまま走ろう。」と通過する。

私は知らなかった。海ほたるを過ぎたらまた海中に潜るとばかり思っていた。なんと海ほたるの位置から千葉の木更津までは遠浅で海上を高速は走っているのだった。遠浅のせいか所々に観光用?のヤナが点在している。

木更津からそのまま高速でマザー牧場の近くまで行ける。そしてマザー牧場へ。何と家から1時間ちょっとで着いてしまった。

マザー牧場は創立50年が経ったそうで、そう言えば東京へ行ってしばらくして友人から、マザー牧場へ行かないと誘われ断った事を思い出した。あれから40年も経つのか。

山の頂上に造られたマザー牧場には多くの家族連れが。牧場内には当然に牧場があり、遊園地があり、バンジージャンプ台があり、草の上をすべるそりがありと飽きさせない。孫が入場口で200円を払い【スタンプラリー】の手帳を購入。広い牧場内にある5箇所のポイント(うし・うま・ひつじ・ぶた・あと何マザー牧場.jpgだったけ】を探しだし、スタンプを押すと、記念に何か貰えるらしいが・・・んな、歩けないよ。と思いながらも牧場内を右左。

1日いても十分に楽しめそうで満足して、夕方に帰り支度。ゲート前で休んでいると観光バスの集団が次から次と。どうも今からジンギスカンを食べて花火を見てのコースらしい。

空気はいいし、子供も孫も楽しそうで充実した1日を過ごした。家に着くと皆「お腹すいたー」と言うことで、田町のカレーうどんやへ。暑い夏に汗を掻きながらの暑いカレーうどんも、なかなか乙で美味でした。

    2011072914160000.jpg先日、知人が来社。この方をKさんというが、2年ほど前まで河原町に住んでいたときの飲み友達である。

年は私より10歳上で、ゴルフはシングル級、唄も上手く、70歳近くでテニスも始めたという、私が尊敬している人である。

「まっちゃん。実は貸している人が家賃を払ってくれなくて、困っているんだよ。」

「幾ら溜めているの。」と私

「昨年からで、約155万円くらい。」

「エー。何でそんなになったの」

「2年ほど前から商売がうまくいっていないから、もう少し待って貰えないかと云われ、私も昔商売をしていたので、その気持ちがわかるので、ついつい待ってしまって。」

と、家賃通帳を見せて貰ったら、一昨年一12月から現在まで振込が0。但しその間、2回だけ1ヶ月分(85,000円)と6万円を持ってきたそうだ。

「Kさん。こういうのが一番困るんだよ。払わないなら払わないで、即法的手続きが取れるけど、たまに家賃が振り込まれると、相手方にも支払う意志があったと、裁判では不利になるんだよ。」

「どうしよう。知り合いに聞いたら行政書士に督促文でも書いて貰ったらて言ってるけど。」

「行政書士は文面は書くだろうけど、実際に交渉しなければ絶対家賃はとれないよ。これだけ溜めたら、やはり弁護士にお願いして、まず督促する内容証明を出して貰い、話し合いに応じてもらえるなら、滞納金の分割払い等にして払う協定書でも結んだ方が早く解決すると思うよ。督促に応じてくれなければ、支払う意志が無いということで、滞納家賃の改修と退去勧告の法的手続きを取ればいいし。」

と言うことで、弁護士の先生に相談することにしました。

※賃貸業で最もやっかいなのは、トラブル時の処理の仕方ですが、弊社では客付けだけを頼まれる大屋さんのご依頼は、丁重にお断りしています。なぜなら、トラブッタ時に必ずと言っていいほど、客付け会社にもめ事が持ち込まれるからで、賃貸管理を受けていないと問題の前後が把握できず、対処できないからです。

また、上記のように個人で賃貸業をしている人の多くが、その温情から相手の心情を理解してしまい、家賃の受領が延び延びになり、気が付いたら、もう相手が支払える金額ではなくなり、困り困って相談に訪れることが多く、その場合には・・・「相手に支払う気があったとして、また滞納家賃を分割して支払う約定を結んでも、80%は取れないと思ってください。」と話しています。

このように家主の賃貸業を生業としているという意識が希薄な場合は、のちのち大きな問題を引き起こしてしまいますので、1ヶ月滞納したら電話で督促、2ヶ月滞納したら督促文書の送付、3ヶ月滞納したら内容証明送付と段階を経て対応することが必要です。それでもだめな場合は、相手に支払う能力や意思が無いわけですから、弁護士に依頼して早急に退去勧告をすることが、必要です。滞納家賃は最悪取れないでしょうが、退去してくれれば、また新たな入居者を探せますから。

がんばろう東北.jpgのサムネール画像 (本文とは関係がありませんが、今話題の「がんばろう東北」の帆前掛けです。東京の知人数人に送りましたが、大絶賛でした。)

この記事を書いた人

松本 真明

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