先日の河北新報の一面に2020年度に仙台市の人口の約1/4が65歳以上の高齢者になると
市のまとめた将来推計人口調査の記事が掲載された。
総合計画では、20年度までの都市づくりの指針となる市の最上位計画であり、将来の少子
高齢化を見据えて、住宅団地対策、介護や子育て支援に対する計画案を本年度中に答申
する計画だと結んでいる。
上記の住宅団地対策や介護・子育て支援に対する計画案の中に、ぜひ買物弱者対策を
盛り込んで欲しいものである。
県内各地の市町村が参加している勾当台公園で開催している農産物直売企画を輪をもっと
広げて、高齢化した団地や町内会などと連動して、買物弱者対策の一環として
要望のあった団地や町内会で定期的に開催しても良いのではないか。
又、数年の間、様々な視点で定期的に開催している「仙山圏交流」のなかで、身の丈に
あったテーマで地域固有の資源に磨きをかけ、パートナーシップ構築に乗り出す動きが
見られる。
山形県の朝日町は青葉区の花壇大手町町内会で昨年から始めた農畜産物の直売市が
好評で、今年4月からは月2回の開催に拡大されたとの記事も掲載された。
宮城県内の市町村も新鮮な地場産品を人々に提供すべく日々努力して欲しい。
地域連携の本筋は人と人とのつながりである。
住民同士が自主的に交流を続ける事で、他に刺激を与え、自助努力をすることで
地域の活性が図られると考えられる。
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