ここ数年「ちっちゃいビジネス開業応援塾」でお世話になっている、岩手県一関市様。今年も、「先輩起業家視察ツアー」にお供させていただきました。
今年は、一関市東山にcafe&GuestHouseKaziyaをオープンした小原さんご夫妻、気仙沼市唐桑の「つなかん」女将のいちよさん、モアイのキャラクター「モアーチョ」の生みの親、柳井さんと3人のお話を伺ってきました。
Kaziyaさんは、水害で被災したままになっている旅館を修繕して再度オープンさせたいという夢をもっていましたが、相当に費用がかかるということで断念。プランを変更して現在の形態にしたそうです。宿泊・cafe・菓子製造と3つの柱で事業を進めるそうです。前向きな良いお話と、いただいた桃のムースのおいしさの両方に感動でした。
「つなかん」さんは、東日本大震災で被災したあとに、ボランティアで訪れていた学生さんたちの姿をみて自分もがんばろうと、復旧させた建物で民宿を始めました。被災の中からの立ち上がりのお話は、ちょっと涙汲んでしまいます。今回は宿泊できなかったけれど、ランチを皆さんでいただいてきました。
柳井さんの起業経験は、「ニート」⇒「期間契約社員」⇒「副業」⇒「独立」⇒「個人事業主」⇒「株式会社」と、めざましい進歩。自身の失敗談もかくさずお話ししてくれて、また、営業体験談も参考になりました。
一関の講座を受講した方のオープン情報や、オープンした新聞記事などをみる機会もあり、やりたいことを実現させている人たちがいることを、うれしく思います。そして、一関だけでなく、仙台でもオープンした皆さんのお店に、まだまだすべて行けていない稲葉なのでした。皆様、すみません。