先日、まちあるき「仙台ふららん」で、仙台駅の東口界隈を歩いてきました。ガイド役は、東口のガイドといえば「宮城野さんぽみち」さん。事務局長の久保さんと平塚さんが案内してくれました。今回のルートの中に、仙台駄菓子をつくっている「日立家」さんがありました。日立家さんは、きちんと書物に残っている歴史からすると、歴史は新しいのだそうですが、さかのぼると戦国時代になるのだそうです。
戦国の世に摂津から駿府を経由して江戸にやってきた、そのときには魚を取りあつかっていたようだとのこと。その後、飴やとしての歴史をつくり、いまでは飴だけではなく仙台駄菓子を、そしてその仙台駄菓子も時代にあわせた「chacco」という少し小さなサイズのものも提供しています。昔は仙台駄菓子というと200以上の種類があったのだとか。時代の流れにそって、変化しつつ、変化しないところはきっちり守る。今回、社長さんから直接お話しを伺うことができました。
時代にあわせつつ、伝統を守りつつ・・・この日の午後に参加したSDGsのセミナーで、持続可能な産業の一例ではないかなと思った次第です。ちなみに、午後のセミナーでは、SDGsに取り組む様々な皆さんのお話しを伺うことができました。一般社団法人SDGsとうほくの紅邑さん、ありがとうございました。といいながら、紅邑さんが写真に写っていないのですが。写真に写っているのは、石巻の兼子さん、仙台の千葉さん、名取の三浦さん。お疲れ様でした。