結局いろいろと考えた挙句に、壊れたVAIO PCG-RZ53を大改造することを決意。
というのも、いま置いてある場所にぴったり収まる大きさなので、新品に入れ替えるよりも、多少のリスクを冒してもそのほうが良いかと考えました。
まずはマザーボードですが、RZ53はMICRO-ATXという規格サイズです。いろいろと調べた結果、MICRO-ATX規格も微妙にサイズが違うものもあり、元のボードの大きさをきちんと測った上で、GYGABYTE社製のGA-E41MFT-US2Hというマザーボードに決定。CPUについては、最新のi7とも思ったのですが、3Dゲームをするわけでもないので、Core2 Quad、メモリーも4GBを選択。ハードディスクは壊れているわけではなかったのですが、そろそろ寿命も近いと判断し、WesternDigital社製の500GBのものを選択し、内臓バックアップ用にSeagate社製の320GB(手持ちで持っていました)も併せてケースの中に納めました。問題は電源ですが、RZ53のケースにうまく収まる小さな電源はごく限られているようで、ぴったりではなかったのですが、TWO TOPでそれなりに収まる電源(450W)を発見し、裏の空いた隙間は銀色のガムテープにてカモフラージュ。
また、VAIOはスイッチの部分に特殊なコネクターを使っており、そのままではマザーボードのコネクターに挿せないので、ケーブルを使って1本ずつマザーとつなぎました(1箇所つなぎ間違えて、電源を入れた途端煙が出てきてケーブルが1本焼けてしまった時はさすがに焦りました)。
こんな感じで、無事新生VAIOも組みあがり、快適に動作を始めました。さすがにPen4とは大違いで、速い!です。部品代は凡そ5万円といったところでしょうか。パソコンの自作はこれで2台目ですが、基本的なことを覚えておけば、故障にも備えられます。ぜひトライしてみてはいかがでしょう。