■カメムシ防除
本来なら、夏休み、梅雨明け、そしてオリンピック開催のはずでしたが、今年は予定通りとはいきません。農業、特に稲作農家にとっては日照の大事な時期です。田園には5月に植えた苗も緑一色の景色が広がります。そして、出穂を待つ時期ですが、毎年この時期はカメムシ類の発生もあります。カメムシ類に出穂するこのに吸汁され、固く米粒になった時にこの部分が黒く斑点状になる被害です。(※カメムシ類には多くに種類があるようですが、斑点米カメムシ類と言われています)
この斑点米カメムシ類の被害を防止するためには、出穂する前の今の時期に雑草を刈り取る必要があります。よって、栗原市では7月27日から8月21日迄は草刈りを自粛しましょう。と呼びかけています。イネの出穂前後に雑草や牧草を刈り取ると斑点米カメムシ類を水田内に追い込むことになるからです。写真は7月26日(日)の早朝から、地域の皆さんで川沿いや、道路沿いを一斉に草刈りをするため集まった軽トラの駐車風景です。