■わらアートと田んぼアート
9月ともなれば東北地方も、そろそろ稲刈りシーズンです。我が実家の田んぼも9月中旬から下旬にかけて稲刈りを予定しています。近年は連休が多く、農作業に専念できますが天候が心配です。我が家は田んぼに「くい」をたて、刈り取った稲を手作業で井げたに積み上げ、自然乾燥をさせます。(これを「ほんにょ」と呼びます。右写真)
栗原市のイメージキャラクターは「ねじりほんにょ」ですが、稲のかけ方に「ねじり」が入り、風通しを良くし早く乾燥するようになっています。
青森県田舎館村をはじめ、最近は各地で田んぼをキャンバスに見立てて黄稲や紫稲などの古代米で色を表現して巨大な絵を描く「田んぼアート」が有名ですが、最近、米を収穫した後の「稲わら」を利用して動物などを創作する「わらアート」を見かけます。
「仙台わらアート」は見事なものです。下の写真は仙台市の市民活動サポートセンターの1階に展示してあったものですが、今まで巨大なマンモスや恐竜がわらで表現されたようですが、農業を通して、芸術に係りながら、さらに地域の活性化に貢献できることは非常に良いことだと思います。