■仙台市役所建て替え
仙台市では老朽化や災害対応能力等の機能強化を図るため本庁舎の建て替えを行うこととし、検討を進めています。昨年の11月に「本庁舎建替基本設計策定」のための公募型プロポザールの結果が発表されました。課題テーマは(1)「建設計画に関する考え方」、(2)「ZEB実現への提案について」、(3)「新庁舎の災害対策について」※ZEB→ゼブ:ゼロ・エネルギー・ビル。建物の消費エネルギーを省エネや再生可能エネルギーの利用を通して削減し、限りなくゼロにするという考え方。最も優れた提案者として「株式会社 久米設計」が選定されました。
現在の本庁舎は1965年(昭和40年)に建てられ50年以上も経過しています。耐震補強工事はされていますが老朽化は進んでいます。2027年~2028年頃に完成の見込みのようであるが、コンクリート本実(ほんざね)打ち放しで造られた建物を解体するにはもったいない気もします。コンクリートに型枠として利用した杉板の木目が見えます。・・・今度、じっくりとご覧ください。