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建築と風景

建築的情報や地域の風景・イベントなどを紹介します。

2012年8月のアーカイブ

■岩手銀行 中ノ橋支店

岩手銀行.jpg明治44年に盛岡銀行本店として完成したのが、現在の岩手銀行中ノ橋支店です。

設計は東京駅の設計者でもある辰野金吾、岩手出身の葛西万司の両氏です。

昭和52年に盛岡市の保存建造物第一号に指定され、平成6年には国の重要文化財に指定されています。

平泉の世界遺産も人気ですが、これからのシーズン、身近な文化遺産を探索してみてはどうでしょうか。

■ベガルタ仙台 現在2位

残り11試合を残し、現在23節終了時点で2位をキープしています。1位広島(勝点43)、2位仙台(勝点42)、3位浦和(勝点41)と上位は接戦です。上位に留まるには負けられない試合が続きます。

次節、9月1日(土)PM7:00~ユアスタで川崎戦、15日(土)には広島戦。まずは目の前の川崎戦で勝点3を取りましょう。

青葉山.jpg■特殊建築物の定期報告

建築基準法では、特定行政庁が指定する建築物の所有者、管理者は専門技術を有する資格者に調査・検査をさせ、その結果を特定行政庁に報告しなければならない。と規定されています。

つまり、建物を適切に維持管理を行うためには定期的な調査・検査が必要であり、特定行政庁に報告することは所有者・管理者の義務であり、報告を怠った場合は罰則の対象となります。

日常の維持保全や定期調査・検査を怠ると、外壁の落下により思わぬjひこが発生したり、火災や地震等で停電した場合、思わぬケガやパニックを引き起こす場合があります。

近年、建築物や昇降機(エレベーター)の事故が多発していることから、定期報告制度が見直されました

大きな見直しのひとつが、外装タイル等の劣化・損傷を調査する場合、手の届く範囲をを打診、調査し、異常があれば「精密検査を要する」として、建物の所有者等に注意喚起することで終わっていましたが、

上記に加えて竣工、外壁改修等から10年を経てから最初の調査の際に、全面打診等により調査することなりました。

階数の高い建物は、足場をかけたり、屋上から人がぶら下がって調査する方法もありますが、最近は赤外線法による外壁劣化診断が行われるケースが多くなってきたようです。

タイルの浮きや剥離の状態が外壁の温度差を検知して調べる方法で、今後の更なる技術開発を注目したいものです。

この記事を書いた人

高橋 宏一

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