メンバーズブログ

小さなギモン調べてみました!

建築・不動産から言葉のトリビアまで、仕事の中で見聞きした小さなギモンを調べて報告していきます。

2017年4月のアーカイブ

「GTS」と言う表記を見ると、
私のようなスーパーカー世代は、すぐに車の方を想像して
あの「日産スカイラインGT-S」を思い出し、
rand ouring ports」
の略だったなぁ、とか考えたりしますが、
今回のお題の「GTS」は、車の話ではありません。

仕事がら、鍵を扱う事は非常に多く、
過去にもこのブログで「鍵と錠」に関する、
かなりどうでも良い・かつ・不毛な文章を書いたりしましたが、
そんな中、ここにきて、普段扱う鍵、
それも「合鍵」にかかれている「GTS」に目が留まったわけです。


新築当初の正式(?)な鍵は、
それはそれなりのメーカーさんのものなわけですが、
賃貸のご退去の際に、ご使用していた鍵を回収すると、
作られた合鍵として、結構な頻度で目にすることがあるのが、
この「GTS」です。


他にも「FUKI」とか「GSS」、「G&S」等も
よくありまして、もしかすると皆さんがお持ちの鍵の中にも
1本くらいあるのではないでしょうか?


これらは、「ブランクキー」と言って、
合鍵用の溝の無い素材鍵として、
オリジナルキーとは別のメーカーさんが作っているものです。


「GTS」「FUKI」「GSS」「G&S」等々、
色んなメーカーが作っているんだなぁ、と思ったら、
上記の4種は全て同じメーカーさんの「ブランド名」でした。


そのメーカーさんは「㈱後藤製作所」という東京に本社のある会社です。

で、「GTS」等のブランド名は何の略かと思いましたら、
「GTS」・・・「o eisaku syo」
「GSS」・・・「oto eisaku yo」
「G&S」・・・「oto eisaku syo」
と言うわけで、「後藤製作所」のローマ字表記から来ているとの事!

そりゃ、「G」から始まる名前が多いと感じるわけですよ。
やはり、ローマ字表記の頭文字を最も自然に取っている「GSS」が
この中では一番歴史があり、次が最初の二文字とした「G&S」
どっちの「S」を取るのか迷いが出る「GTS」は平成になってからの
もっとも新しいブランドだそうです。


では「FUKI」はどこから来たかと言うと、
なんと、創業者の後藤さんの奥さんの名前「フキ」に由来しているとの事!
しかも昭和39年から使用されている50年以上の歴史!

多くの人が知らずに、
他人の奥さんの名前が書かれた鍵を所有しているという
この衝撃の事実!

後藤社長、すごい事やりましたよね。
やっぱり「愛」ってヤツでしょうか?

fuki.jpg

いや、本当に今更なんですけど、
ウチの前の道路にも、こういう幟がでてまして、

IMG_9381.JPG

そう、「シルク・ドゥ・ソレイユ」です。

10年くらい前に、長町で最初に公演があった時は、
ご近所様招待券があって、1度だけ見に行ったのですが、
その後は、さすがの観覧料に負けて、
こんな近所にもかかわらず、
「今年も来るんだぁ」ぐらいな感じでした。


で、「シルク・ドゥ・ソレイユ」も
全く深く考えることなく、
そういう名前の団体としか認識していなくて、
会社の前の幟を見て、本当に、
い・ま・さ・ら・な・が・ら、
「何故、『シルク』なんだろうと、思ったわけです。


・・・常識が無くて、スイマセン。
でも、私的には、
「シルク」って英語の「絹」の意味じゃなかったのね!
って、最近では一番大きな気づきだったもので。
(本当に、恥ずかしい話でスイマセン)

カナダのサーカスなので、英語と思い込んでいたもの、
「ドゥ・ソレイユ」って、英語じゃないことくらい気付け!
って話ですよね。


皆さんは、ご存知でしょうが、
「シルク・ドゥ・ソレイユ」はフランス語で、
直訳すると「太陽のサーカス」

「シルク」は「Cirque」で「サーカス」の意味だったとは!


今回は、自戒を込めて、
こんな恥ずかしい勘違いを告白させていただきました。
・・・いや、本当に赤面。

この記事を書いた人

斉藤 一則

最近書いた記事

他のメンバーを見る

  • ちょっと知りたい不動産の一口知識
  • 四方山雑記帳
  • hariu Blog
  • めっけもん
  • 仙台・宮城のうまいもの&直売所めぐり
  • コバチャンの深〜い話
  • 小さなギモン調べてみました!
  • 建築と風景
  • ぽらぽら物語り
  • ほっとひといき!
  • マクロの眼
  • ローカル・グローバル
  • トキの目
  • 空飛ぶ「こころ」
  • 黒ひげのモノローグ
  • まるでかく
  • 女将のつぶやき
  • インフォメーションブログ