いよいよ今年末には地下鉄東西線が開通します。
私も開通に向けたサポート活動の中で、「まっくる街歩き」等のお手伝いをさせて頂き、ブログにも書きました。
で、「薬師堂」付近のマチアルキをしたときに思ったのが、この付近に喫茶店が無いという事。
個人的には、歴史も深い「薬師堂」付近はなかなか見どころが多いエリアだと思っていまして、これまでが行きにくい場所(バス便しかなく、ついでの用事が無いとわざわざ行く事もない)だったのでひっそりしていただけで、地下鉄が通れば、観光客ももっと来るんじゃないかと思うわけです。
そこで、もしここで「神社」をコンセプトにしたカフェでもやったら面白いんじゃないかという妄想が広がりまして、(実は街あるきをした1年前から妄想していたのですが)この際、万が一誰か酔狂な人が本当にやってくれるんじゃないかという妄想を重ね、その妄想を僭越ながらご紹介したいと思います。
■名称:神社喫茶「Jinger」
・神社=ジンジャーというそのままの名前だが、「Ginger」だと「しょうが」そのものになるので、一応「J」からのスペルで。
・コンセプト的には、「神社建築」や「その歴史背景」、「神々の伝承(古事記・日本書紀等)」などをテーマにし、「薬師堂」近辺の神社の紹介や全国の神社の資料なども展示する。
・名前は「ジンジャー」だが、「神社」だけではなく「神社・仏閣」までを含めて紹介。でないと、「薬師堂」がコンセプトからこぼれてしまうので。
・あくまで趣味としての神社好きを主眼にしているので、宗教色が出すぎたり、特定の宗派に偏りすぎないように注意。
・なので、内外装は「和風モダン」な感じで、神社神社しないようにし、その意味でも店名をあえて「Jinger」と横文字に。
■雰囲気・サービス等
・前期の通り、内装は和風モダンな普通の喫茶店の体で、あまり神社っぽい内装ではなく、普通に入れる喫茶店の雰囲気の方が良い。
・但し、全国の「神社好き」が一度は立寄らずにはいられないよう、天井には「千社札」を貼って良し。
・壁には近所の神社がらみっぽい写真を展示。本棚があって、神社・仏閣関連の書籍が読めるように。で、ついでに書籍販売も。
・「薬師堂」付近の散策マップを作って配布。
・かつて国分寺の縁日で販売されていた「ぼんぼこやり」「木ノ下駒」「達磨小飴」等の販売も。
・年に数回「神社語り」イベントを行い、「神社に関する話」をプレゼンターが語る。
・「Jinger」主催の「神社巡りツアー」も開催し、「たびむすび」さんにやってもらう。
■メニュー
・豊富なメニューというよりは、限定的なメニューで、観光客が立寄りやすい価格設定のものを。
・ドリンクはコーヒー、紅茶、緑茶、フードはせいぜいケーキと何か多少腹にたまるものが1~2品程度で良いのではないか、と。
・ただ、"ウリ"は必要なので、「ジンジャー」にちなみ、「ジンジャーエール」とか「生姜茶」とか「生姜入りケーキ」とかをだせれば面白いのでは。
・近所に「卵焼き」がおいしいところがあるので、そこの「卵焼きサンド」とか「プリン」を出したり、パンがおいしい店があるので、そこでオリジナルパンを作ってもらうのもアリ、かと。
■アンドモア
・不定期で夜営業も行い、多少の酒類も提供して、「神社好き」「歴史好き」が語り合う店になるというのも。
・「入口が鳥居」「店員が巫女さん」「占い師がいる」「会計は賽銭箱に」「店員の呼び出しが本坪鈴(ガラガラ)」「トレーが三方」「レシートの裏がおみくじ」「伝票が幣」みたいな事はやらない。
・・・・どうですかねぇ。誰かやらないですかねぇ。結構いけそうな気がするんですけどねぇ。
ちなみに「神社カフェ」というのは既に高田馬場にありまして、そちらはまさに、「入口が鳥居」で「店員が巫女」で「占い」があって、内装が「神社」で店内に本当に神社があってお参りできるというもののようですが。
社殿も新しく、歴史も江戸以降なので、神社建築的にはあまり見どころが無いのですが、周りが整備されていてお店も多く、観光地になっていました。
陸奥国分寺・薬師堂・白山神社等々も、せめてもう少しお参りする人が増えれば、地域活性にもなると思うんですけどねぇ。