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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2020年7月のアーカイブ

焼きそばではありません。

もちろん焼きそばは旨いです。
本当は焼肉ライスといいます。
正式には、迷ったら焼肉ライス、というメニューです。
知る限りずっと500円です。
大盛は+150円です。

ああ、旨い。
甘辛く、味わい深い脂とタレが沁みたメシをオカズに
御飯を食べられます。

これなら大盛でしたね。
昨晩23時に横手焼きそば2玉完食のケン君をして、
お替りナシ残念の美味しさ。

知らない一品・知らない店、まだまだあります。
道端食堂のプレゼンスに拍手!

※安楽食堂で、迷ったら焼肉ライス。ガパオでロコモコでショーガヤキな500円に感動。

DSCF9538.JPG

今宵は横手。

医工連携センサで特許取得、ものづくり日本大賞優勝賞となった
技術開発会社の眞さんと、ケン君と、諸氏と、
ポストコロナ時代を睨みながら全国展開を目指すプロジェクトの
キックオフです。

無事本日の工程を完了し、いざ飲食応援に繰り出した先は
まちなかにポツンと佇む一軒家。

まずは天壽。
ほの苦くも柔らかな甘みは、キレキレの清酒とはまた違う
年功の美味しさ。

なかなか佳い酒ですね。
ありがとうございます、大女将の実家でございまして。
黒藻にも、黒バイにも相性抜群。

さ、次はこれ。
あぁ、少し収斂する余韻が実に旨いです。
ケン君、虎魚の造りに紅葉おろしが止まりません。

天壽と天の戸の夏田冬蔵を、吉蔵で頂戴する実に目出度い一席。
ところで、店の名がなぜ旅館平利で吉蔵?

当館は、江戸期に初代吉蔵の藍染屋から始まり、明治には買付け
商人を泊める旅館となりまして、二代利助が屋号を平利と改め
七代続いておりますが、平成16年に火災で全焼して今の料理屋
に至っております。

風情溢れる設えに、日下部鳴鶴師、平福百穂、山口華陽、中林梧竹、
そして竹久夢二と文人墨客が愛した往時あり。
この百五十年には御維新、大戦、バブル、リーマン、そしてコロナ
と幾度も出来事が続く中、くったくなく地の酒肴を呈じ続けた歴代
当主たち。

創業より守成が難き時代に、初志を受け継ぐ老舗に乾杯!

※この先に、旨い料理と美酒が待ってます。横手に来たら是非。

IMG-6037.JPG

この記事を書いた人

大志田 典明

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