開花早く、花粉も終盤の快い日和。
しかし愛犬散歩に留めて、是非コロナ自粛いたしましょう。
そろそろ陽も長く、気温も気分も上昇する候、
ステイホームの窓辺で一献三昧。
とはいえカルディへも行けず、在庫切れのセラーで
コーヒー片手にドン・ペリニヨン師と睨めっこです、
実に芳しい一杯はDAMOのエチオピア。
伝説の羊飼いカルディが、赤い実を食べた羊たちの興奮から
珈琲を発見したと言われるオリジンの一つ。
カルディさんも、この香りがコロナ有無の兆候になるとはご存知あるまいが、
さて、あらためましてドン・ピエール・ペリニヨン師。
盲目の貴方が着想したコルク、瓶がなければ
この世にシャンパンは誕生しなかったことを讃えたい。
従って、ナンデモナイ日には開けられません。
ここは冷蔵庫の雄、一番搾りにいたします。
アテは、雄節と羅臼をしっかり吸った凍み豆腐。
齋藤庄五郎翁が奈良から伝え、岩出山のミクロクリマが創りあげた逸品です。
内田百閒先生のシャムパンに雪花菜とはいきませんが、
ありモノ美味も、また愉しです。
※久方の光のどけき春の日、しずこころなき花。