久しぶりの河童。
今宵はネック皮のにんにく醤油を花春粕取り焼酎で〆ると決め、
まず鰊山椒を当て・初おでんは大根と巡らしていると、
寒くなったからねぇ、はい、かんぷら。
!
もちろんガンプラではない。
まるっと皮つきのピンポンサイズの馬鈴薯が登場。
なんともあったかく、ほっこりと、じわっと沁みる美味しさです。
この時分になると、昔はよくカンプラ売りに来で、
どこも一杯作ってみんな毎日食べたの。
ジャガイモのことですか!
私も信州生まれで、昔はこの嫁カンプラ知らないって、見せてやれ。
って言われたのよ。
女将さん直伝、鍋にカンプラ敷き詰めて、最初から半量の水に味噌と
みりんと油を入れて一緒に炊くのだそう。
手間要らずで、鮑のだまし煮よろしくじゃが芋は皮破けず・中ほくほく、
甘辛たれが良い具合にからんで、冬の附出ランク暫定五指に入る旨さ。
街に続く居酒屋で、地の四季に乾杯です。
※うっかり撮影前に箸付け御容赦。芋の煮っころがし界の別格王座です。