離農。
街で働くこと20年後、農家を継ぐため故郷に帰って始めたのは高原野菜。
津軽富士山麓・鰺ヶ沢で11haの畑を耕し育てる清冽な野菜は、本州最北の
大地が生む自然の恵みです。
中でも白菜は、地元で漬物屋を営むクマさんが届けるお手製肥料を施した
だけの"山土"に根を張る、その名も"きらぼし"という品種。
再農から四半世紀。
クマさんの漬物専用に栽培されるヒデさんの高原白菜は、もう一人の農家・
オガちゃんの高原大根と一緒になって名物の葉くるみ漬になるのです。
漬物づくりは、山から始まるのさ。
クマさんの日焼けした笑顔の先に、オガちゃんの大根畑から紫と白の花の
絨毯が広がります。
すばらしい!ラベンダーですね。
ははは、ジャガイモだ。
聞かぬは一生のハジに救われ、農魂熱い岩木山の美に感激です。
※大根畑の右前方に広がる紫はジャガイモ畑。その向こうの山を越えると
白菜畑が広がります。平地からリンゴを背に見る岩木山とは一味ちがう
高原畑の広大さは必見。
四方山雑記帳
東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし