メンバーズブログ

四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2012年2月のアーカイブ

 横丁呑み屋の二階で上機嫌の柳教授、ボクは絶対負けない。
対するケンくん、いや私は負ける気がしません。
駄洒落から出たコシアン・ルーレットなる勝負で、どれぐらい餡子
を食べられるか、於茂多加のみながら語るお二人含め、お疲れ
様のスタッフ一同は総勢10名。

本日は、お客さまに商店街の40店からお好きな2店を選んでいた
だき、普段通りにお買物いただいてスタンプを集めるラリーと、そ
のお店の満足度をモニター票に記入いただくコンテストをミックス
した、商店街活性化事業の打ち上げです。

最初の2店(2回)のお買物は、普段のお買物としてお客様ご負担。
2店分のスタンプ&2店分のモニター票と引き換えに、商店街で使
える1000円の謝礼券が“必ず”貰えます。
つまり、事前に2回・モニター後に1回の計3回を本当にお買物いた
だいて、商店街を体感いただくのです。

結果は、300名の方が「2店×平均1,000円のモニターお買物」+「謝
礼券を使用して、お友達と二人×平均1,200円のお買物」計132万
円の売上と、300×2店=延600のご意見を得ることができたました。
そのうち、10%の人は「今回の企画で、初めてこの商店街に買い
に来ました」という新規動員。

売上効果と顧客ニーズの両方を狙った欲張り企画の手応えは、
何より年末の寒い中、モニターいただいたお客様のおかげ。
人が来ない、と言われがちな商店街。
声掛けすれば、来る・買う・リピートするのですね。

※ 画像は本文と関係ありません。


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 一見、まちなみが残っているようで、損壊して使えない店構えが並
ぶ塩竈。知る人ぞ集める楽しみ、とっとちゃんスタンプ始め、BOX
ショップ、街の駅と時代に仕掛けてきた商業協同組合も解散です。

組合がなくなっても店は残る。建物が使えなくてもあきんどはいる。
あの日から10ケ月。避難所だった施設の一角に、震災前からの店
主、その後に開業した店主、これから商売したい人が20人集まり
ました。

テーマは再起動力。
自分で出来る・みんなで取組むをX軸に、
店の魅力づくり・街の元気づくりをY軸に、
今年の3.12.は復興塩竈の一日目にと、知恵だし車座集会です。

だんご屋さんがリーダー務める、洋服屋さんと・鮨屋さんと・お弁当
屋さんのチームは、みんなで取組む・街の元気づくりとして「日本一
おっぴさんが元気な街」を考えました。
ばあちゃんのお弁当コンテスト、ばあちゃんのファンションショーなど
やれる・やりたいと、できる・できないは次回に議論。そのまた次回
には、瀬戸物屋さんリーダー、靴屋さんリーダー、酒屋さんリーダー
のチームともども、合計4つの実行プランを披露し合います。

自分の店だけ×モノを売るダケではなく、互いの店の持ち味を出し
合って、地域を盛り上げるのが商人仲間。
組織の組合はなくなりましたが、活動の協働は再起動したのです。

※ 画像は本文と関係ありません。
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この記事を書いた人

大志田 典明

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