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四方山雑記帳

東北・宮城・仙台マーケットの小ネタ小ばなし

2010年3月のアーカイブ


統計年度で多少変わるけど仙台は日本一カボチャを食べるらしい。山形
は日本一ラーメンの消費量が多く、盛岡は日本一豆腐を食べるのです。

へぇー。ご当地食のTV見ながら、仙台勤めの独身男子が昼餉の準備。
玉うどんを茹でつつ、納豆を練って・サバ缶をほぐし入れて・和えて・醤油
少々に缶詰の汁を垂らしてまた混ぜて、うどんは茹で汁のまま鍋ごと釜揚
げ風にコタツに置いたら、サバ缶納豆タレにつけてツルネバ~といただく。

あ"ー、うまい。ヤッパ土日の昼はこれだ。
なんだTVにも出てるじゃない。え!コレ山形だけなの??
もしかして、仙台のヒトは知らない?

何しろ物心ついた時から毎週末。近所の家でもみんな食べてたフツー食。
日本中のご家庭でフツーに食べていると思っていたのに、山形だけ?
"じょっぱりうどん""ひきづりうどん"と云うらしい、名前もTVで知りました。

従いまして、知り合い山形人のお宅に「ツナ缶」ではなく『サバ水煮缶』を
発見し、冷蔵庫に納豆と玉うどんがあったら、週末ジョッパリの可能性大。
B級とは違う、でもCランクじゃないオリジナルソウルフード。夏野菜を刻ん
だ"ダシ"に近い存在かも。
盛岡じゃじゃ麺も、スタートは地方のヘンな食べ物。今では、残りミソに生
玉子と茹汁でいただくチータンタンで、正しく〆る県外の紳士も多いとか。

さて「○知っている⇔知らない×」「食べたことある⇔ない×」「○美味しい
⇔まずい×」で2段階評価すると、2×2×2=8タイプに区分出来ます。
良い順に○○○が1つ、○○×が3つ、○××も3つ、×××は1つ。
じゃじゃ麺は知らない・食べたことない・ヘンな味の全×から始まりました。

じょっぱりうどんのメジャー化はさておき、
『知らせる⇒食べさせる⇒味なじみにさせる』というステップで、
潜在ニーズを引き出し、育てることは可能なんですね。

 

※画像は本文と関係ありません

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商人が勉強することを忘れては、いけない。
塾頭の足屋の親方が、丸7年に及ぶ商店仲間の勉強会を締め括った。


・顧客の声を知るアンケートの取り方と分析視点
・個店課題に応じた対策企画と売出実施
・ワード&エクセルで作る魅力的POP&DM改善
・繁盛店視察に学ぶ売り方改善
・企画提案力強化~歳時記活用販促立案
・情報発信力強化~ホームページ大改善


そして本年度が、売場訴求力強化~迎春ディスプレイコンテスト!

人通りが少ないと言われる旧商店街に、500人のお客さんがショーウィン
ドゥの投票にきた。仕掛ければ人は動くんだねー。
足親方がヒガシモノを肴に一宮をグビり。
そろそろ握ってほしいんだけど、大将どこ行った?
内儀さん曰く、今日は客が来ないって呑みにいっちゃった。
そういえば餃子屋の大将も暇になると店ホッぽりだして出掛けるそうな。

客が来ない、と店〆て家に帰れば飲屋街もシャッター通り。
店をカミさんに任せて繰り出すと、他のお店に一客売上。
鮨屋の大将が餃子屋で呑み、餃子屋の大将が寿司を抓めば二客繁盛。

プラマイ・ゼロではありません。
その餃子大将からの売上で鮨屋はまた餃子屋へ、鮨屋大将からの売上
で餃子屋はまた鮨屋へ、イケルのです。ややこしい話ですが、つまりお金
はお足。使ったお金が店を廻って経済(景気)が成立しているのです。

そのとおり!ウチのカミさんにも教えてやってくれぃ。
いたく酩酊の足親方、本日もお店早退の由。地餐地商ですね。

 

※画像は本文と関係ありません

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