過日、5月18日(土)、19日(日)と恒例の『青葉祭り』が挙行された。
仙台で生まれ、東京で32年ほど生活し平成12年に帰郷したが、実は『青葉祭り』を見たことはなかった。
昨年の秋口より東京に住んでいた家内が仙台に在住することになり、『青葉祭り』が見たいと言うので、二日間みっちりと『青葉祭り』を鑑賞した。
それは思っていた以上のスケールで、時代絵巻の行列やそれを取り巻く「すずめ踊り」の華麗で小気味の良い動きが素晴らしく、時間も忘れ見入ってしまった。
震災の年の「七夕祭り」に初めて徳島の「阿波踊り」連が参加をしてくれ、それを拝見したが実に華麗で素晴らしかったが、「すずめ踊り」の素晴らしさも引けを取らぬものであり、もっと大々的に世界へ売る出す郷土文化ではないだろうか。
日本全国、どの市町村もインバウンド推進を掲げており、我が郷土仙台でも、「大手門を復活させたい」、「青葉城の復元を・・・」との声も聴くが、復元するには莫大な費用が嵩むことを考えれば、『青葉祭り』そして「すずめ踊り」に相応の費用を掛けて充実させた方が、すぐにインバウンドの効果が表れるような気がする。
「すずめ踊り」の輪の中には相当数の外人が参入し、踊っていたのを見る時、それを海外に発信することは大いに効果を発するに違いなく、インバウンド推進には最適なのではないか。