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2014年5月のアーカイブ

GWに久しぶりに浅草を訪れた。

テレビのニュースで、浅草寺の横にある伝法院がGW中に特別観覧ができるとのこと。

浅草に行けば門前商店街を抜けて浅草寺にお参りし、伝法院通りをブラブラするのがお決まりのコースなのだが、伝法院の中には入ったことがなく、浅草寺とは別の寺院なのだろうと思っていた。

伝法院とは、浅草寺の本坊で安永6年(1777年)建築の客殿・玄関や明治4年(1871年)築の大書院があり、大僧正の居間などもあるとか。

敷地内には、寛永年間(1624?1644年)にかの有名な小堀遠州により作庭されたと伝えられる約3、,700坪の「回遊式庭園」があり、普段は非公開となっている。

この庭園から望む浅草寺の五重塔やスカイツリーが素晴らしく、是非見たいと訪れたのである。

池には優雅に泳ぐ錦鯉や亀(すっぽんもいるらしい)が顔をだし、ゆったりとした時間を醸し出している。

建物内の展示場には、過去に浅草寺に寄贈されたあまたの額や彫刻が並べられていた。幕末の三舟と称えられた「勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟」の額や谷文晁の絵など、その格式の高さが偲ばれた。

たまの休みに江戸文化を堪能するには浅草は最高の場所である。

この記事を書いた人

松本 真明

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