あの大震災から明日、4年目を迎えます。
東日本大震災は、神戸の震災と比べると、集中型でなく三陸海岸沿いから茨城県までの約500km
に渡った震災でした。前代未曾有の津波の被害が集中型でなく広範囲に渡りました。
被害を受けた各自治体も復旧、復興も各々が政府に申請して行うため調整が困難でなかなか進んで
いないのが現状です。
最近の情報ですと、女川町が一番復旧復興事業が進んでいるみたいですね。
震災後1か月後に当時の町長さんが、復興協議会を立ち上げ、若者(30~40代)を中心とした
メンバーにこれからのまちづくりを委託したそうです。何故かというと、高齢者は目先のこと
だけを考えて将来のことを主張しないからです。
これからの街を運営してゆく若者たちに委ねました。合言葉は「還暦以上は口出すな」とのことです。
高齢者はアドバイサーとしての相談役です。
先日、仕事で塩竈の貞山堀沿いの産業道路の工事現場を見ました。当初は約5~6年前に完成予定の
計画でしたが、予算が付かず延期されていたみたいですが、大震災の影響を受け予算が付き今月末に
竣工するみたいです。皮肉なことに、震災で工事が進んだとお聞きしました。
まだ、たったの4年です。まだまだ道半ばです。
あの大震災を風化させることなく、日々過ごしたいと思います。
犠牲になられた方々に 合掌