先日会議で仙台市役所を訪れました。
会議終了後に館内を散策していると、1階の閲覧室で「杜の都の下水道 2012」の
写真パネルを展示しておりました。
江戸時代につくられた七郷堀には、明治時代に合流式下水道がつくられると、雨天時に
下水が流れ込むようになり、都市化が進むと周辺の水環境に悪影響を与える様になりました。
そこで、七郷堀の水環境を改善するために、雨の時に七郷堀に流れる下水を貯め、雨があがってから
下水管に戻すよう七郷堀幹線を建設しました。
下水道とは、人間の身体で言えば静脈です。汚いというイメージですが、「きれい」を保つための
縁の下の力持ち的な存在なのです。
とかく、目に見えるものには関心がありますが、目に見合ないもののおかげで我々は普通の
生活が出来ている事を再認識された写真パネル展示でした。
下水道分岐点の画像