ある仕事で津波のひがいを受けた塩竈に行ってきました。
打合せ会議後、知人の居酒屋で今日の反省会をしていると
昔からの知人がちょっと他でお酒を飲んできて我々の席に合流しました。
彼のお店も今回の津波で甚大な被害を受けて、仕事で使っている
特殊な機械が使用不可能になりました。彼も家族も命は助かったものの
これからの生活の糧の機械が海水で使用不可能になり絶望のどん底にいる
生活をせざるを得なくなりなした。 でもいつも前向きな彼を見捨てる仲間は
いませんでした。とりあえず、特殊な機械を分解し海水(ヘドロ)を真水で流れ落とし
オイルで磨き組立てしていったそうです。でもどうしても使えない部品があり
途方にくれていると、世界中の彼の仕事と同じ仕事をしている仲間から
安否連絡が入り、足りない備品を調達して頂き、ようやく仕事が再開できるように
なったとのお話をお聞きしました。良い仲間を持っている事はすばらしいことだと
感動した一日でした。
今、国内では東京電力福島第一原子力発電所の放射線被害が深刻な問題と
なっております。先日も東京世田谷での規定値以上の放射線事件や横浜の
マンションの屋上での事件など落ち着いて生活が出来ない状況ですね。
でも、自然界は悠々と日々過ぎてきております。津波で跡形も無くなった所でも
草木が日々成長しております。
自然の力を我々人間も吸収して日々暮らさなければと感じます。