サッカーの女子ワールドカップ(W杯)第6回ドイツ大会で日本女子チームが
強豪米国チームをPK戦の末見事打ち破り、初優勝に輝きました。
日本中が歓喜の輪に包まれました。
競技場内の優勝パレードでは、被災者に元気をつけるバナーを選手一同が掲げて場内を
一周する姿に我々も思わずうれし涙が浮かぶ場面でした。
選手達が大会に出発する時は、見送り人が一人も居ない空港でしたが
優勝帰国の成田空港には、報道陣250社、一般客約500名が押し掛けたとの報道を見ました。
もしかしたら、出発前からのプレッシャーを与えなかったのが幸いしたのかもしれませんね。
『なでしこジャパン』の愛称は、2004年のアテネ五輪出場が決まって、日本サッカー協会が
公募し、約7,000案の中から圧倒的に多かった、日本女性を褒める時に言う大和撫子から
の理由で選ばれたそうです。本来の意味は「純粋さ、ひたむきさ、しんの強さをイメージさせる」
日本女性を褒め称える意味があるそうです。
でも、日本の女子サッカーはまだまだマイナー競技だそうですが、この機会に競技環境を
改善して、将来のなでしこジャパンを担う子供達が進んでやれる競技にしてほしいものである。
競技場、生活環境(今回選出された21選手の中ででプロ契約している人はたった7名との
ことです。昼は会社で勤務、夜練習の二股生活をしている選手が大半以上を占めているのが
現状とのことです。)
いつも注目されている男子サッカーに比べると雲泥の差ですね。
これから日本女子サッカーは国際戦の頂点を追う立場から追われる立場に逆転しました。
日本サッカー協会を中心に国民一人一人が、選手層の裾野を広げることはもとより、
永く愛される女子サッカーにするべく、応援して欲しいですね。
被災者の方々からも、「元気をもらえた」、「頑張る気持を与えられた」と賛辞の言葉が
数多く寄せられたことは嬉しい限りです。
7/24(日)からは、国内のリーグ戦が開催されます。今回の仲間だった選手がチームの
ために、敵味方に分かれ、技を争う姿を一人でも多くの人に観戦していただき、応援の裾野を
広げて欲しいですね。
頑張れ「なでしこジャパン」! 負けるな「サムライ・ブルー」!