家族が減って 出来た空き部屋や、改築などによって生まれたスペースを、地域の交流拠点として、
役立てたいと思う人を支える取り組みが、全国で広がってきていると聞く。
少子高齢化が進む世の中で、屋内と屋外をつなぐ中間領域として、近隣の住民や知人らに
開放することで、多世代の交流拠点に発展するケースもあり、地域の活性化にも
繋がるであろう。
自宅開放をある人は「住み開き」と言い新たな生活スタイルとして提案する動きも
広がって来ている様だ。
カフェやギャラリーなどとして、又 定期的にミニ公演や講演、自宅図書館などとして
開放する事も考えられる。
公共の場でもサービスを受ける場でもない。
私的な領域だからこそ相手との距離が近く、節度ある会話が楽しめる。
近所付き合いが濃密であった昔への郷愁ではなく、現代的な近所付き合いと言えるだろう。
我が街 仙台でもこのような「縁側」つくりが広がって欲しいものだ。
写真は交流の場のイメージです。