先日、東北学院大学の人間科学科パンフレット「ひゅうまん」を発行しました。「ひゅうまん」は人間科学科の3年生が主体となって編集を行ったパンフレットです。
人間科学科の3年生であれば誰でも編集チームに参加ができますが、単位が取得できるなどのメリットはありません。私たちも学生の社会活動、キャリア教育の一環としてお手伝いをしているため、必要以上のサービスを行わないなかで学生たちが自発的に発想し、モノづくりを行うプログラムです。
学生はパンフレット作成業務のすべてがはじめての経験で、パンフレットの「コンセプト設定」、「企画書の作成」、「先生方へのプレゼン」、「ページ構成案の作成」、先生やOBなど取材対象者への「日程調整」、原稿作成のための「取材」・「撮影」・「ライティング」、「原稿整理」と「印刷業者への手配」、「校正作業」などを行い約半年間をかけて作成しました。
参加した学生13名がチーム内での役割や担当を決め、授業やアルバイトの合間を縫って、作り仕上げたパンフレットは学科の特徴を見せる部分にスマートフォンを意識してLINEのようなデザインでQ&Aを作成したり、学校で作成している学科パンフレットとは一味違った、教養学部ならではの実践的な内容が伝わるアイディアがあふれるパンフレットに仕上がったと思います。
今回の活動を通して、学生がモノづくりの大変さや面白さ、やりがいを感じてくれたことが一番の収穫でした。