最近ノスタルジックな風景を見たくなることがあり、昨年は倉敷の美観地区などを見に行きましたが、山形にも山居倉庫があったなぁと思いお盆休みに庄内酒田へ。
山居倉庫はNHK連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなった築110年の農業倉庫です。
最上川の河口にある倉庫は西側にケヤキが植えられ、陽射しを遮ると同時に冬の強い季節風から建物を守っています。屋根は断熱を考慮した二重構造、内部の土間はにがりを用いて練り固めた上に塩を敷き、倉庫内の温度・湿度を一定に保つ技術が用いられており、今でも現役で使われているとのこと。
当日は35度近くありとても暑い日でしたが、ケヤキ並木と蝉の声、流れる風がとても涼しく感じられました。
また、30年ぶりにリメイクして10月12日から全国上映される映画「おしん」のPRがあちらこちらにあり、庄内地方はにわかに活気づいていました。