前回の続きです・・・。
シンガポールから4時間のフライトをへて、モルディブ共和国の首都マーレへ到着。
モルディブ共和国は、スリランカ南西のインド洋に浮かぶ26の環礁と約1,200の島々から成ります。
約200の島に人が住んでいて、100を超える島がリゾートになっている国です。
満潮時には消えてしまう島もありますが、そのラグーンと遠浅の砂浜が続く島々は独特の魅力があり、行ってみたいと思いました。
リゾートに行く前にモルディブの現状を色々と見聞きしましたのでお伝えしておきましょう。
1つの島々はとても小さく、平均的な大きさは数百㎡程度、そしてサンゴ礁が土台の平坦な地形の海抜は最高地点でも3mしかありません。首都のあるマーレ島はモルディブ諸島の中では一番大きい島ですが、それでも東西2.5km、南北1,5kmほどです。
その小さいな島に約10万人が暮らし、東京のビジネスアワーに匹敵する人口密度を誇っており、世界一人口密度が高い都市といわれています。
モルディブ人はとても気さくで小柄な人が多い印象です。イスラム教圏ですので、お酒や豚肉などは持ち込めません。(各リゾートはもちろんお酒も全然OKです)
主要産業は漁業と観光で、近年は特に観光産業に力を入れていて、毎年のように新しいリゾートができています。
また、海抜の低さから懸念される問題もあり、5年前スマトラ島沖の地震では、3メートルの津波が押し寄せ甚大な被害がでてしまいました。その時は首都マーレも3分の2が浸水したようですが、日本のODAで作った堤防で被害が軽減されたという話を聞き驚きました。
今後の地球温暖化によっては消滅してしまうのではないかと言われている島国なのです。(続く・・・)