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じょうほうのツボ!

情報制作に係る新しい「こと」、変わった「もの」を紹介していきます。

2010年6月のアーカイブ

前回に引き続き、当社の環境に対する取り組みをご紹介します。

数年前ですが、再生紙の古紙混合比率の偽装問題がありニュースになりました。
R100と表示されている紙が、実は配合比率が60%程度など酷いものでしたが、多くの製紙会社が偽装を行っており当社も問題となった紙を使用していました。

その当時は製紙会社の表示は正しいという認識がありましたし、クライアントからも「印刷会社さんも被害者だよね」という言葉を掛けて頂いたりしましたが、結果的に偽装品を流通させてしまったという苦い思いがあります。

再生紙の信頼が根本から覆された中で、別の環境負荷低減の形として森林認証を受けた紙が注目を集めています。

森林を適切に管理し、そのような森林から生産された木材を使って製品を作り、流通させ、消費者に届ける。
森林の望ましい管理方法と、その森林に由来する製品を認証する制度です。

「森林認証制度」を運営する非営利、非政府の国際組織がFSC(Forest Stewardship Council 森林管理協議会) です。

森林認証制度は国際的なものから地域限定的なものまで世界中に数多く存在しますが、FSCは世界で信頼性の高い森林認証制度として認められており、印刷会社のみならず、木材や木材製品を扱う多くの企業がFSC認証を受けています。

FSC.gif

 

※当社のFSCマーク 

 

このFSCのロゴマークの付いた製品は、森林に由来する製品であることを保証された、環境配慮型の商品ということです。

最近はでお菓子やビールの包装などでもマークを見かけるようになりました。

今後印刷物だけでなく、家具やエクステリア、園芸、建築など幅広い分野で目にする機会があるかもしれません。

 

※参考 FSCジャパンのページ http://www.forsta.or.jp/fsc/

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