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マクロの眼

プロジェクトエンジニアを僭称(?)中

2018年10月のアーカイブ

河原町でお盆後の毎年8月20日に開催される「広瀬川灯ろう流し」

江戸時代から行われ、仙台で有数のお祭りだったようですが、やがて廃れて昭和53年に一旦終了。その後平成2年に「復活」し、今年で29回目と言うことは、ほぼジャズフェスと同時期に開催されたお祭りと言うことになります。

笠間が河原町に引っ越ししてきた当初、このお祭りは町内会と商店街のささやかなお祭りの感がありました。実際、公式HPもそのような雰囲気です。

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ところが年々来場者は増え、身動きもままならぬほど。いつの間にか流行り祭りになったですよ。

2018年8月21日

【リア充観察-灯籠流し-】
広瀬川の灯籠流しにて、リア充多数を観察するなど。

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去年から巨大な絵燈籠が飾られるようになったのですが、年々進化していますな。。。

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花火の上がる位置も変わり、年々進化

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一方、屋台エリアは恐ろしい人混みで、一時動けなくなるほど。
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という訳で、この地のリア充をアーカイブし、独りカサマはクールに去るぜ。。。

<補足>

近年この宮沢橋界隈から広瀬橋にかけて、堤防周りの改修が行われたですよ。ところが、河川敷に降りる部分はむしろ以前より狭くなり、数万人が集うには力不足の構造に。あまり河原を有効活用するという政策ではないらしい。

それはともかく、この灯籠流し。以前はかつての大飢饉であるとか戦災犠牲者の慰霊など、現代に生きる私たちにはあまりピンとこないコンセプトだったものが、ここ数年で震災犠牲者の慰霊という役割が増えたことで、意味合いや雰囲気がずいぶん変わったように思えます。

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一方その来場者増加の影響で、警備費用などは跳ね上がる一方。

今年はついにクラウドファンディングによる祭りのサポートなどが行われました。祭りの費用でとにかく問題になるのは警備費用で、明石花火大会での事故以来、雑踏警備にかなり手間がかかるようになった影響もありそうです。実際、今回の祭りは平日開催にもかかわらず去年よりもかなり人が多く感じられ、屋台エリアは身動きができずかなり危険な様子に見えました。

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祭りと費用の問題は中々難しい問題である一方、協賛金などが主要な収入にならざるを得ない光のページェントや仙台青葉祭りと違い、広瀬川灯籠流しは「灯籠の販売」という収益源が存在するので、それを活かす手はないだろうか?

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そんな思いもあり祭りの1ヶ月半前にこんな投稿も。

2018年7月5日

【広瀬川灯籠流しマーケティング】
現在クラウドファンディング実施中のようで。
協力すべし。

8月20日ということで、仙台地域の学校の夏休みの終わり頃に開かれるこの灯籠流し。私が中学生の頃ぐらいから「再開」したのですが、いわゆる旧「北学区」の人には未だに馴染みがないと思うんですね。
知らない人すらいるでしょう。
恥ずかしながら(東京から帰ってきて)震災の前年に河原町に住んで、こんな祭りがあるのを20年ぶりぐらいに思い出したですよ。

なにか「最近できた祭り」の感がありますが、実はもう29回目。
現在は河原町と長町界隈のお祭り扱いですが、これを50年、100年のまつりに育てるには、「仙台のお祭り」にする必要はあるかもしれませんし、花火大会だと思っている方も多いので、灯籠流しをより工夫の余地があるかもしれません。

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例えば、灯籠引換券の販売所が河原町と長町にしかないところも、どうにも「河原町&長町商店街の祭り」の域を出ない象徴のような気がするんですね。

あれだけ地下鉄河原町駅に隣接したお祭りですから、仙台駅はもちろん、泉中央駅とか南北線沿線で「販路拡大」しても良いと思うのです。
要はマーケティングと言いますか。

何なら、地下鉄乗車振興の一環で、地下鉄の券売機で灯籠引換券を買えてもいいですよね。仙台地下鉄の券売機は日本信号のMX-8でしょう?タッチパネル式で総合司令所から全端末一括管理しているから、「広瀬川灯籠流し引換券」のボタンをサクッと足して、販売手数料もらうとか。
まあ、同じ仙台市の後援事業なのに、広告料を正規料金で取ろうとする交通局さんですから、そんな先進的なことおや誰だ昼休みにくぁwせdrftgyふじこlp

<補足2>
昨年の河原町駅が激混みだったのを見て思いついたアイディアで、MX-8のキャンペーン機能を活用するわけですが、アイディアとしては面白そうですが、実現は難しそうですな・・・。
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この記事を書いた人

笠間 建

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