「ちっちゃいビジネス開業応援塾」という起業したい、開店したいという方向けの勉強会を開催しています。飲食店やカフェをやりたいという方は多く、よく、その勉強会でも話題にあげるのは、大崎市の「さとのわ」さんです。店主は、湯治の魅力と東北・宮城の食文化に魅せられて東京から移住してきた女性です。
飲食店という「場所」をもつことが困難だった頃、イベントとして鳴子温泉地区を巡回して開催する「里山カフェ」を開催、そうするうちにご縁あって、中山平近くに「さとのわ」のお店を開店。地元の食材をつかったカフェを開店しました。
現在、第二ステップに移るため、一時的に鳴子車湯の近くに移転して営業しています。できることを、できる形態からはじめて、力がたまったらつぎのステップに移るという進化を遂げているなと感心します。「この地域のこれを味わってほしい、この文化を感じてほしい」という想いが根底にあると、料理や接客にもあらわれてくるのだなと思います。