国道4号線、岩手県一関市に入りしばらく進むと「やまじん」の看板がみえてきます。現在、障がい者の働く場づくりをしている「一般社団法人ゆはず」さんが運営する食堂です。十割そばが食べられるロードサイド店として、利用者からも好評です。
「やまじん」というお店は、かつて別な方が運営をしていたそうで、実はそのころからの根強いファンがたくさんおられるとか。かつてのメニューに「モツ煮込み」があったそうで、お客様からの声にこたえて、なんとなんと復活を遂げたのだそうです。
モツ煮込みは、具だくさん。お店で注文をすると、ごはんとともにこのモツ煮込みが丼くらいの大きさの器に入ってくるのだそうです。そして、なぜか納豆がつくのだそうです。この「やまじん」を運営する、ゆはずの丹野さんは、「かつてメニューにあったときから、納豆がついていたが、理由はよくわからない。ただ、自分でこのメニューを食べるようになったら、納豆がないとイカンという気持ちになる。」とのこと。
モツ煮込みは、お店で食べることもできますし、鍋持参で買いにくる人もいるのだそうです。障がいある方でも働けるようにと、蕎麦のつくり方を工夫しつつ、お客様の声を大切にしている丹野さんたちだからこそ、復活した味なのかもしれません。
一関方面にいく方は、ぜひ。(鍋持参で!)
お食事処やまじん:一関市中里沢田359-159 11時から15時まで。