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仙台・宮城のうまいもの&直売所めぐり

人と地域を結ぶ連携担当。まちなか情報特派員とともに、地域資源調査やモニター調査・モニターツアー・広報活動を担当しています。

2014年10月のアーカイブ

 天気よい秋晴れの日、南相馬鹿島区からす崎に行ってきました。からす崎には真野川(まのがわ)漁港があり、とうちゃんたちの大漁船が港に戻ると、かあちゃんたちのやがましい(にぎやかな)声が港に響いていました。現在は、東日本大震災の影響で、まだ試験操業中。そんな中でも、「相双漁協組合女性部鹿島支部」は「からすやがまし姫」の愛称で、なにやら企画中とのこと。

 今回は、からすやがまし姫の「郷土食パーティ」に参加してきました。メニューは、鮭のチャンチャン焼、はらこめし、鮭のあら汁、つぶ貝炭火焼、つぶとタコの中華風、つけもの。並大抵の量ではない量が、からす崎郵便局跡地に並びました。

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 料理は、漁師町なだけに豪快。大振りの鉄板にチャンチャン焼が!丸ナスもキャベツも豪快に切ります。鮭はもちろん半身をバーン!と鉄板にのせます。この鉄板2枚分を、からすやがまし姫たちがふるまってくれました。オナカいっぱい・・・はらこめしはここで食べただけではなく、「もって帰って」とおにぎりにもしてくれました。普段食べられないので、ありがたく(涙)。

 この地域は、試験操業をしているとはいえ、津波で被災したこの地域の住宅地は更地になったまま。やがまし姫たちが、ここに住まいも仕事も戻ってこれるのは、いつになるのでしょう。それでも、かあさんたちは元気。本当に「やがましい」姫たちです。

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 試験操業から本操業になったら、地元でとれたおいしい食材をつかって、おいしいゴハンをつくって、とうちゃんだけでなく交流に来るみなさんにも提供したいと考えている、やがまし姫たちなのでした。

この記事を書いた人

稲葉 雅子

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