先日、石巻で被災された方と一緒に赤倉温泉に行く機会がありました。
3月中旬というのに大雪…。石巻の方は「雪はあまり積もらないからね~」とじゃかじゃか降る雪に「おーっ」と感嘆の声。雪の中、山形は赤倉温泉でゆっくりしていただきました。今回は、食文化で交流をはかろうというもので、山形の食材を石巻の皆さんにも知っていただこうという企画。最上の農家の方がつくった小松菜、ほうれんそうなどの野菜と、保存食として食べられている山菜を、赤倉温泉の温泉街の中にある「クラブ食堂」さんに準備していただきました。
また、クラブ食堂さんでは、最上の食材「アスパラ」を利用して「自家製麺」をつくっています。最上の名産アスパラにも、通常では出荷できないような形の悪いものや小さいものがあるそうです。これを、クラブ食堂さんでは麺に練りこんでいます。つけ麺風に食べる「冷たい」ものとタンメンのような味わいの「温かい」ものがあります。写真は「冷たい」つけ麺タイプです。
ぜひ、赤倉にも立ち寄ってみてください。
赤倉温泉:山形県最上郡最上町赤倉温泉(クラブ食堂は温泉街の真ん中にあります)