先日、新潟のお客様のところに伺いました。正確にいうと、「元お客様」です。かなり昔…私が前職時代、一人で東京事務所開設準備にあたっていたころに、ある販売管理システムを導入してくださったお客様です。
今は、システムの都合で別の会社のシステムを使用していらっしゃいますが、今でもかわいがって(?)くださっています。
上越から新潟にでて、お客様のところへ…滞在時間は約3時間。お昼時間に、外に食事にでるとおしゃべりする時間も少なくなるから、と、おウチごはんを準備してくれました。
きっかり30分。きのこやひじきの入った「おこわ」、サラダ、つけもの、きんぴら、えだまめ…久しぶりに会う私の健康を心配して、ヘルシーな昼食をつくってくれました。涙でました。
私が初めて伺ったときには、子供3人のパパとママの5人家族だったのに、何度か伺ううちに家族が一人増えていて…その増えた一人がもう高校生ですって。
会社を辞めると、お客様とのつながりもなくなり、また、商品を変更されるとその時点でお客様ではなくなり、またつきあいも途切れるということが多い時代に、このお客様とはもう20年のおつきあい。直接お目にかかる機会は、きわめて少ない…なのに、会うたびに「なつかしい」感じがして、いつ会っても「変わらない」感じがする。
こんなつきあいのできる人が、全国にいるだけで、ココロが支えられ、お礼を言うために旅行しようとか、会いに行きたいから旅にでる、ということになるんだろうなあ。
すみません、今回は「飲食店」ネタではありませんでした。一般家庭ネタでした。