6月から続くこのシリーズも4回目となり、気が付くと10月の下旬。
残すカレンダーもあと2枚となり(暦はもう少しで 今年も終わりですね♪)
そろそろ忘年会シーズンへ向けて「雪国」を練習しだす
気の早い津軽生まれの「土岐」です。
今日は今回の京都研修旅行で一番訪れたかった「青蓮院」のレポートを
お伝えしたいと思います。
「青蓮院」は境内の広さや寺院の大きさはそれほどでもありませんが、
天台宗三門跡寺院 粟田御所 とも呼ばれる名刹でございます。
渡り廊下で繋がれた各棟間の小さなスペースに施した造園が、屋内、半屋内、屋外へと
連続する一体的な美を生み出します。
小堀遠州作の庭園と寺院との調和が視覚的な静けさ・涼しさを感じさます。
この日(5月30日)の京都市内は日中の気温が30℃を超える
季節外れの真夏日となったのですが、建築と外構デザインによる調和をもって
空間における人の感覚が「静」と「涼」へと誘導されるような、そんな体験をする
ことができました。
様々な用途の建築にも応用が利きそうで、これからの設計に参考とさせていただきます。
今年の京都の紅葉の見ごろは11月の中旬だそうで、今から計画すればぎりぎり
間に合うかもしれませんね。