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ローカル・グローバル

多様性、国際化の視点からみた仙台・宮城のいろいろな話。

2013年7月のアーカイブ

ブログは大変久しぶりになってしまいました。。

 

先日までは「ミツバチ日記」なるお題で開店休業中でしたが、心機一転ということでもうちょっと本業に近い(?)「ローカル・グローバル」というお題で、仙台・宮城の国際化事情、在仙外国人から見た仙台、英語の話、などなど書いていきたいなと思います。

 

というわけで第一回は先日お手伝いしたイベントのお話です。

7月20日(土)にせんだいメディアテークにて、NPO法人20世紀アーカイブ仙台さんが企画・運営する「3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン『みつづける、あの日からの風景』」が開催され、通訳で少しお手伝いしてきました。今回は外国人の方々から見た震災とその記録、というのがテーマになっていて、ゲストはオランダ人2名、オーストラリア人1名、カナダ人1名。自国での震災の報道や仙台で思うこと、2年経っての状況の違いなどについて活発に議論が交わされていました。

 

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(写真には写っていませんが、まわりにも参加者がいらっしゃいます)

 

ひとつ印象に残ったのは、参加していたオーストラリア人の方が言っていた貞山堀の話で、彼は震災後独自に貞山堀の様子を写真と音で記録してきたそうです。なぜ貞山堀を?と聞くと「仙台では貴重なサイクリングロードがあったりカヤックができるところが近くにあったり、外国人でも楽しみやすい場所だったので前から好きだったので」とのこと。

 

 仙台人にとっては、歴史的な意義だったり史跡の印象が強い貞山堀ですが、外国人にとってはふつうのレジャースポットだったそうです。けっこう意外、と言うと「でもCanal(運河)は人が集まるところじゃん」と言っていました。確かに、貞山「堀」とTeizan Canalだと全然印象が違いますよね(貞山堀も「貞山運河」と言いますが)。

 

貞山堀とTeizan Canal、けっこう違った面白さがあったようです。

やっぱり海外の方からの視点というのは面白いなぁと思った一コマでした。

 

 

 

この記事を書いた人

齋藤 高晴

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