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黒ひげのモノローグ

口・健康・食・旅、歯科医のひとりごと

2020年7月のアーカイブ

皆様、いかがお過ごしでしょうか。本格的な夏になりやっと暑くなってきましたね。今日は皆様にバニラアイスプリンをご紹介いたします。これは管理栄養士の齋藤由布子先生のご協力を得て作成した当院の「骨元気!カルシウムレシピ」から抜粋しました。1人前のカルシウムは153mgでエネルギーは256kcalです。当院のレシピ集でカルシウム度を5段階(骨5つ)で分けていますが、バニラプリンは骨3つとなります(笑)。

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【材料】2人前

○バニラアイス 200ml ○溶き卵1個分  ○砂糖20g ○水 大さじ1

1 バニラアイスはレンジ弱に1分かけて溶かしておき、溶き卵と混ぜ合わせます。

2 1をアミで濾して器に注ぎ、蒸し器で10分ほど蒸します。容器を動かして固まっていなければ、2分ずつさらに様子を見ながら加熱します。

3 小鍋に砂糖と水を合わせて火にかけて沸騰させ、カラメルソースを作ります。蒸しあがった2にかけて冷蔵庫で冷やします。

ホイップクリームやアーモンドスライスを添えると、美味しさもカルシウムもアップします!

是非このお休みに作ってみてください。とても簡単です。「骨元気カルシウムレシピ」は旭ヶ丘ジュン歯科のホームページに掲載されています。他にもカルシウム補給になるレシピ満載です。ご興味のある方は検索してみてみてください。

DSC_6103.jpg

写真はフクシアです。咲き始める季節となりました。ちょっとぼかして優しい雰囲気の写真にしてみました。

話は変わり今年私55歳でございますが、この3月に晴れて医学研究科の大学院を卒業し、医学博士を取得しました。大学は福島県立医科大学で、講座は感染制御学です。クリニックの仕事をしながらの研究でしたが、コツコツ4年半、教授や医局の先生方の助けをお借りして最後までやり切ることができました。歯科医師として医学研究科での研究は大変貴重な経験になったと思います。

新型コロナウイルス 感染症を予防するには手洗いはとても重要です。しかし、頻繁に石鹸や手指消毒剤で手洗いをしていると皮膚の弱い方は手荒れを起こしてしまうことがあります。この手荒れは要注意です。手荒れを起こした皮膚の表面は、細菌やウイルスの温床となってしまうことがあるのです。手荒れを起こさないように保湿剤などを併用して皮膚を守ることは大切ですね。

私はこの手荒れと手指消毒剤の関係を研究いたしました。専門的にはエタノール、ポビドンヨード等手指消毒が手の細胞にどう影響するかという内容です。ミクロのレベルで調べていくと手指消毒剤はどれも皮膚細胞への影響が認められました。繰り返し消毒剤が細胞に触れていくと、影響を受けて手荒れに繋がっていきます。

今回手指消毒剤に加えてオゾン水という機能水も使用しました。オゾン水は消毒・殺菌作用が認められると報告され、今後有用と考えられています。詳しく知りたい方は日科ミクロン社のHPに掲載されていますのでご参照ください。https://www.nikkamicron-kansenboushi.com/ozonewater/

今回の研究ではこのオゾン水は皮膚細胞への影響はとても少ないと認められました。保湿剤を併用しても皮膚が弱く手荒れを起こしやすい方の感染予防の手指消毒にはこのオゾン水は大変有効であると思われます。

先月仙台エリアマーク事業協同組合の松本理事代表をはじめ皆様から卒業のお祝いのお言葉をいただきました。とても嬉しく思いました。今後も皆様に情報提供できたらと思っております。宜しくお願いいたします。

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柏崎 潤

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