メンバーズブログ

マクロの眼

プロジェクトエンジニアを僭称(?)中

2016年8月のアーカイブ

地域活動ッ!

かつてバブルによる日本国の絶頂期に青春時代を過ごしたカサマ。常に街にはしばしも休まず槌打つ響きこだまし、広大で美しい森林公園。

しかし21世紀に突入しそんな記憶は色あせ、森林公園のドウダンツツジが3mの高さになるまで異常繁殖し、公園を始めとした都市インフラが腐海の闇に覆われようとしているジモトに心を痛め、小学校の同窓会の幹事連中中心に、浄化作戦を発動したですよ。

シュワの墓所は
わたし達が
永久にとざします

2016年6月19日

【オペレーション"ナウシカ"】
昨日、南中山の「近隣公園」にて、伸びすぎた樹木の剪定と、ベンチのペンキ塗りを「勝手」に敢行する浄化作戦、通称「オペレーション"ナウシカ"」を発動するなど。

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浄化作業は、世界の秩序を回復した感があり、意外に楽しい。

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本件についてH.T 氏よりコメント。
「だか公園は浄化できても、人の心までは浄化できぬ・・・。」

ところで「勝手」といっても、区役所公園課より、機材や燃料のサポートを受け実施。

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この「近隣公園」なる身も蓋もない名前の広大な公園も開設から30年が経ち、そこで遊ぶ子供達もほとんどおらず。

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近年の財政難や縮小社会の影響で、ほとんどメンテナンスもされず放置、ジャングル状態に。

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区の担当者曰く
「この公園にまともに手を入れると、区の公園課の年間予算の半分かかってしまいます。。。」
という状況。

そんな感じなので、今回の小学校の同窓会の会合をベースにした、公園メンテの住民自発の取り組みは、副区長さんなどからも注目されているとか。

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今後、この国の過去の最盛期に建造された様々な「オーバースペック遺産」の維持に、我々は頭を悩まし、こうして時には自ら汗を流すこともある、そんな世代なのだな、我々は。などと思いつつ、高さ3mにまで異常成長したドウダンツツジを、大胆に半分の高さに伐採する、ある休日のカサマなのでした。

<補足>

高さ3mまで異常繁殖したドウダンツツジ。

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バッサリ切ってもまだ2m近くあり、全部やろうとしたとてもこの人数では間に合わぬ・・・。

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ところでT.K氏が「だか公園は浄化できても、人の心までは浄化できぬ・・・。」とつぶやき、突然公園の整備を始めたのには背景があり、その1ヶ月前、同窓会で公園に桜の木を植えた所、10本全部盗難

しかも、区の「養生中」の立て札があっても、周りの植物には一切目もくれず、全く無視で桜の木を盗みやがります。

なるほど、人の心はここまで堕ちたかと嘆きながらも、「ならばこうした邪悪になってしまった公園の環境そのものをまず浄化し、その後に木を植えるしか無い」ということで、NY市長ルドルフ・ジュリアーニ氏の落書き撲滅運動、いわゆる割れ窓理論」を参考に、まずは公園の美化活動を半ば意地で始めたのが真実なのでした。

「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ。」(エドワード・D・モリスン)

「こんなに世界は美しいのに、こんなに世界は輝いているのに」(風の谷の族長 ジルの子ナウシカ)

それはともかく、かつてメンテナンスや維持などという発想が全く無く、とにかく巨大で広大なものを作り続けようとしたイケイケドンドン古代センダイジンたち。

その様子を、風の谷のナウシカと天空の城ラピュタで文明と自然の共生を幼少より学んだ我々は、当時から子供心に「大丈夫かよ・・・」と思っていた所、四半世紀たって21世紀になってみると案の定大丈夫でなかったのでした。

かつてのバビロニアやローマ、テオティワカン、長安などの偉大なる都市は、膨れ上がった人口とインフラの整備(主に水の問題)そして維持のコスト負担ができずに破綻し、歴史の中に埋没したとも言われております。なるほど、こうやって「わたしたちの仙台市」(1980年代の小学3年生の社会の副読本の題名)も、古代文明よろしく滅亡の途をたどっているのを、その衰退のまっただ中でもがき苦しみながら実感するわけであります。

しかし、これを「負の遺産」にはさせぬ。

これほどまでに科学文明が発達した現代。事実、実はこのFacebook記事の投稿により、「今度は自分も参加したい」という意思表明をした同級生が生まれたりしました。そこにヒントがあるように思える。

様々な制度的、予算的措置よりも、もしかしたらバーチャルなインフラを通して拡散される「共感」だとか、実は小学校や中学校などの同級生という異様に狭いが深いネットワーク補完が、全く新しい人間同士の感情の流通インフラとなって衰退を防げるやも知れぬ。

よし、これをひとまず「人類補完計画」と呼ぼう。

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・・・あれ、どこかで聞いことがあるような

杜の都"仙台"ッ!

緑豊かで風光明媚なイメージを外に発信する、センダイの「もり」

ところがある休日の午後のひと時、地下鉄西端の八木山駅からちょっとハイキングしようと西に向かったところ、大自然がをむきだしたですよ。

2016年5月1日

【田園都市的仙台風景】
南中山実家近くの「狼石」からの風景。

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二枚目は「1丁目から泉中央方面」を望む。

あまり特徴のないと言われる仙台の風景ですが、北西部の丘陵地に広がる各巨大ニュータウンが、それぞれ緑で仕切られ配置されている風景はなかなか独特。
奥羽山脈の麓にまで、森に囲まれた大住宅街がクラスター状に存在する大パノラマ風景は圧巻。

20世紀初頭のハワードの田園都市構想を、そのままこの世に現出してしまったような風景。むかしドラえもんの世界で、森に囲まれた未来都市の景色が出ていましたが、リアルにアレ黒い森13102821_1081304798575304_6240106347116534157_n.jpg

1970年代後半に建造が始まり、1990年代初頭に20年の歳月をかけて完成したこの風景は、都市と自然の融合という「20世紀の理想郷」を真面目に追求した、「昔の未来都市」結末・・・。

そう、自分は今、21世紀という未来にいるのだ

「日本昔話」の舞台にもなった「狼石」は、そんな時空を超えた感覚を感じる迷スポット。
私にとってはこれが仙台の原風景ですな。

などとインテリぶって仙台の森を解説した二日後・・・

2016年5月3日

【金剛沢散策】
日本最高標高地下鉄駅「八木山駅」より、金剛沢の「治山の森」に侵入
この山は国見同様、水道局鈎取山配水場を山頂に地図にはない様々な水道施設が全体に点在し、ちょっとした古代遺跡探検的な。

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とはいえ、地下鉄駅から30分でこんな景色が見れられるあたり、黒い森13103440_1082453118460472_6564051859609119703_n.jpg実に仙台らしいといいますか。

ところでここから戻っても良いのですが、ちとそれも興ざめである。

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地図を見ると、おや?太白山を超えると茂庭台に入り、そこを北に送電線の下などを通って越える錦ヶ丘と愛子が(以下略

その後無謀な突撃に・・・

2016年5月3日

【山中偵察行動】
昨日の金剛沢散策ですが、結局その後、太白山の横を抜け、茂庭台からさらに山中を抜けて錦ヶ丘経由で愛子に入り、街中に帰還するなど。

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八木山駅までの5kmは自転車なので、およそ18kmほどが徒歩。

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ヤバかったのが、茂庭台から錦ヶ丘に抜ける道。
予想以上に急峻で山中を迷い時間を浪費し、日の入りが近づいたタイミングでひとまず東北電力の送電線の鉄塔に出て位置を確認するなどして、暗闇の中を彷徨しながらなんとか帰還。

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(上の写真、明るく見えますが、実際にはかなり暗くなっている・・・

最悪ビバーク覚悟で、危うく低山遭難するかと・・・。

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夜間の山中行動は某A大学時代の富士の演習を思い出しましたが、何しろ今回は単独行。
夜の森は野生生物の気配や、何となく「霊感」的というか、本能的な恐怖感がありましたな。
いや、山岳レンジャーの単独偵察とか、ホント、勇敢で凄いなぁと感心した次第。

ちなみに、5kgの装備と途中の山中を走った影響で、足はパンパン。
山岳レンジャーは20キロ背負って銃を装備しながら30km移動するわけで。途中戦闘とか、体力はもちろん気力的にも絶対に無理。。。

<追記>

「茂庭台から錦が丘まで、歩いていけるんじゃね?」

センダイ西部の住人にとって一度は考える妄想。しかし、どうもまともな地図でその経路を示すものもなく、とりあえずGoogle先生の衛星画像で事前に確認して「迷いの森」に突入するも、マジ低山遭難しかけました。高低差が予想以上で、尾根沿いの参道からは、直線距離でわずか20m先の下の沢道に降りれないし、そもそも目視できない。なるほど衛星情報だけではだめで、グローバルホークなどの航空偵察も必要だなとしみじみ思ったのですが、それはともかく、そもそも日没まで1時間しかないところで茂庭台から錦が丘に向かったのが運の尽き。

ぎりぎり地図があった経路が水害で崩壊しており、横道に入って東北電力の送電線の保線路を入るうちに大きく迂回することになり、いよいよ暗くなりつつある中全力疾走。奇跡的に沢道を発見して、沢伝いに脱出

若いころ、富士の演習場で夜間偵察や歩哨の経験から「まああんなもんだろう」と思っていましたが、今回は単独作戦。とにかく暗闇の中での森の孤独感。恐怖のあまり、ものすごい勢いで山道を走ったのでメガネが曇り、スマホのGPS画像も見えないほど。この私がパニックになりかけるとは!?

KyloRen.png(わりとリアルな茂庭台と錦ヶ丘の間、通称「センダイ・シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald; 暗黒の森)」のイメージ(スターウォーズオンライン百科事典より))

実はエマージェンシーシュラフなどビバーク可能な装備を持っていたのですが、暗闇の森の中で、どうにも動物の気配と音が感じらる。人間暗闇の森に入ると、野生の本能が呼び覚まされ、感覚が恐ろしく研ぎ澄まされるようで、「数百m先から見られている」と「確信」があった。

実際この後、2016年夏はセンダイを含む東北地方がツキノワグマ猛威にさらされることになるのですが、ビバーク判断をしていたら、結構危険だったかもしれません。

この暗闇でに目撃されている感覚、懐かしいなぁ・・・

というわけで良い子のみんな。

衛星写真画像だけでの山岳地域への部隊突入は危険だから、きちんと事前に威力偵察をしましょう(戦訓、はあと